A4バインダーとファイルボックスでは、必要な奥行が違う
無印良品の標準スタッキングシェルフは、1マスの内寸が幅37.5×奥行28.5×高さ37.5cmです。A4バインダーを背表紙が手前に来る向きで立てるなら、バインダーの高さと、背から表紙の端までの長さをこの内寸と比べます。
例えば、ポリプロピレンバインダー A4 30穴(商品番号12043133)は約縦31.5×横26.5×背幅2.7cm。公表寸法の比較では、高さに6cm、奥行に2cmの差があり、1冊を立てる寸法は棚内に収まります。
一方、再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプの幅10cm(商品番号83904364)は、約幅10×奥行32×高さ24cmです。32cmの辺を棚の奥行方向へ向けると、棚板の28.5cmより3.5cm長くなります。同じA4書類の収納でも、バインダーを直接立てる場合と、箱ごと入れる場合で結果が変わります。
以下は2026年9月18日に確認したメーカー資料による比較です。実物の組み立て、収納、取り出しは試していません。寸法差は公表値の引き算で、実測した隙間ではありません。
棚を横置きにしても、1マスの奥行は28.5cm
対象はスタッキングシェルフ・2段・オーク材の基本セット(商品番号37263154)です。商品ページの外寸は幅42×奥行28.5×高さ81.5cmで、縦にも横にも使用できます。横置き時の下表の幅と高さは、この外寸を入れ替えた値です。
1マスの正面は37.5cm角なので、本体の向きを変えても収納物と比べる内寸は同じです。低く横長に置きたいか、床に取る幅を42cmに抑えたいかで本体の向きを選べます。奥行32cmの箱をそのまま奥へ向けて収める問題は、棚本体を横にしても解消しません。
この比較をワイドタイプへ当てはめないでください。公式FAQでは、ワイドタイプは本体を横にして使用できないと案内しています。
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| 標準2段の置き方 | 本体の幅×奥行×高さ | 1マスの幅×奥行×高さ |
|---|---|---|
| 縦置き | 42×28.5×81.5cm | 37.5×28.5×37.5cm |
| 横置き | 81.5×28.5×42cm(外寸を回転) | 37.5×28.5×37.5cm |
箱の32cmの辺を、どちらへ向けるか
下表では収納物の向きを決めてから、棚に対する幅・奥行・高さに読み替えています。ファイルボックスのフタやキャスター、棚の扉や追加パーツは付けない条件です。
幅10cmのファイルボックスを上が開いたまま床面上で90度回すと、棚に対する幅は32cm、奥行は10cmになります。寸法上は1マスに収まりますが、幅37.5cmのうち32cmを使います。細い面を手前にして何個も並べる配置とは、並べられる数や手を掛ける位置が変わります。
奥行32cmの向きで使う場合、後端を棚の後ろの縁に揃えると、計算上は前へ3.5cm出ます。棚の後ろへ逃がす置き方でも箱全体を棚板の内側には収められません。はみ出した状態の安定性は未検証のため、この寸法比較から使用可能とは判断していません。
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| 収納物と向き | 棚に対する幅×奥行×高さ | 公表寸法から分かること |
|---|---|---|
| A4バインダー12043133/背表紙を手前にして立てる | 約2.7×26.5×31.5cm | 奥行差2cm、高さ差6cm |
| ファイルボックス83904364/32cmの辺を奥へ向ける | 約10×32×24cm | 奥行が棚板より3.5cm長い |
| 同じ箱/上が開いたまま床面上で90度回す | 約32×10×24cm | 幅の差5.5cm。1箱が幅32cmを使う |
書類を詰めるときは、棚1枚と本体全体の両方を守る
公式のサイズ・耐荷重一覧表では、標準の2段×1列は棚1枚20kg、本体全体30kgです。各棚が20kg以下でも、全体で30kgを超えてよいわけではありません。書類だけでなく、バインダーや箱など載せる物を合わせた重量で確認してください。
幅10cmのファイルボックス83904364には、商品ページで耐荷重約5kgの案内があります。箱側の上限も別に守ります。紙を入れたときの重量や棚のたわみは、この記事では測定していません。
公式特集は、転倒やぐらつきを抑えるために、基本セットに付属する転倒防止補助金具で壁に固定するよう案内しています。向きの変更や壁への固定は、購入した製品の取扱説明書に従って行ってください。
手元のファイルを1冊持って、置き方を決める
同じA4用でも、表紙の大きさ、背幅、見出しの張り出しは製品ごとに異なります。収納したい書類を入れ、表紙を閉じた状態でいちばん外側の寸法を測ります。立てたときの高さを37.5cm、背から奥へ入る長さを28.5cmと比べてください。
複数冊を入れる場合は、満杯にしたときの背幅と、ブックエンドなどの幅も必要です。公表背幅だけで最大冊数を出すと、取り出すための余白を含められません。店舗の展示などで試せる場合は、普段使う1冊を入れて背をつかみ、まっすぐ引き出せるかを確かめると、寸法表だけでは分からない使い勝手を確認できます。
棚本体の縦横は置き場所の幅と高さで決め、収納物は向きを決めた外寸で比べます。バインダー12043133を直接立てる例と、ファイルボックス83904364の置き方を分けて考えると、買い足す物と配置を具体的に選べます。